オープンフィッティングとは(RIC,RITE型)

2017/09/20

今回はオープンフィッティングについて解説していきます。補聴器の形状でRIC、RITE型があり9年ほど前に各メーカーから発売された、補聴器の形状では新しいタイプになります。この形状でのみ可能なフィッテングになります。

耳の中に入れる耳栓をソフトな素材にしたり、ハードタイプに変更したり、音の調整を変更する事によって、様々な難聴の状態に対応する事が可能です。補聴器本体も小型で非常に軽く、つけている事を忘れてしまいます。

耳の中に入れる耳栓を柔らかいソフトな穴の開いた物にすることによって、耳栓を耳の中に入れる事によって起こる違和感や、耳が塞がれる事によって起こる閉塞感、自声の響きなどを少なくする事が出来ます。これをオープンフィッティングと言い補聴器をつけている違和感は一番少ないのです。

低音部分は生の音を生かし、中音、高音部分は補聴器によって音を増幅する事聞こえやすくする処方です。増幅を必要最小限にする事で違和感も少なく出来ます。外耳道を完全に塞がない為、外耳道の共鳴効果(3000Hz前後で約3倍)も生かす事が出来ます。

オープンフィッティングにするには、装用する方の難聴の状態が、低音部分の難聴が進行しておらず、高音部分の難聴が中程度位までなどの条件があります。一対一での会話は出来るけれど、雑音の多い所や複数での会話になると困難な軽度難聴の初期の状態です。

中度、高度難聴の状態では、耳栓をオーダーメイドのハードタイプに変更し、調整を変更する事によって対応可能な場合もあります。

本来はオープンフィッティングが対応出来る軽度難聴の初期状態から補聴器を装用していただくと、つけている時とつけていない時の音の差が少なく、補聴器を受け入れて頂きやすいのですが、残念ながら中度、高度難聴の状態で相談する方も多く補聴器の音に慣れるのに苦労してしまう方も多い状況です。
また加齢性の難聴の場合には、長い時間がかかって進行する事が多く、脳が様々な音を忘れてしまう事もある為、脳が音を再び受け入れる事にも時間がかかってしまいます。例えば骨折で入院していた方が、退院していきなり走る事は難しくリハビリを行い、歩く事から徐々に走ることが出来るようになる事と同様です。

もしも聞こえに不安がございましたら、ご自分の状態を確認する為にも早めの相談をお勧めします。

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