補聴器が進歩しても出来ない事について

2017/10/14
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。前回は補聴器の進歩について自分なりに考えてみましたが、将来さらに補聴器が進歩しても不可能な事もあると思います。このことは聴こえの難しさの理解にも繋がる事だと考えます。

まず聴こえというのは瞬間で理解しなければならず、読書のように解らなければ読み返したりゆっくりと読んだりして理解する事が出来ません。見たり読んだりして理解する事とは異なり時間の制約があります。同じ音を再現する事は難しく、もし話の内容が解らなければ聞き返すしかありません。私も他の人が話を聞いて笑っているのに、話の内容が解らないので聞き返すのも恥ずかしくそのままにしてしまった経験はあります。

NIHKのアナウンサーの話は解るけれども、ビートたけしや明石家さんまの番組は解らないというのは頻繁にお客様から聞く事です。これは話すスピードや話の展開が早く、また発声そのものがアナウンサーと比べると不明瞭という事が原因です。またニュースでは効果音やバックグラウンドミュージックなどが入らず、話の内容に集中出来る音作りだということもあります。

以前、テレビで発声した音を少し遅らせて再生する機種が発売されていましたが、実際の画面での唇の動きや表情と聞こえている声が一致しない為、物凄く違和感がありました。逆に画面を見ない方が解りやすい印象があります。現在も発売されているのかは不明ですが、字幕放送の方が内容の理解には役立つように思います。

NHKのアナウンサーのニュースが聞きやすいのは、発声方法や話すスピードなどが万人に聞きやすいよう訓練されていて、特に全国放送のアナウンサーは上手だと感じます。一分間で300文字を読んでいて普通の人が話すよりも少しゆっくりとしたスピードです。民法放送のアナウンサーはNHKより話すスピードが少し早い場合が多いので、少し解りにくいという方もいらっしゃるようです。

このように補聴器が進歩しても言葉や時間を引き延ばす?事は難しく、話し手の配慮や技術などに頼るしかないと思います。聞こえにくい人に接する時には、いつもより少しゆっくりとハッキリと、表情が見えるように、お話して頂けるよう配慮をお願いします。

 

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